ハノイ
ハノイ概要|Hanoi
ベトナムの商業・経済の中心がホーチミン市とするなら、ベトナムの政治・文化の中心はハノイ市です。また、ハノイは工業の中心地でもり、農産物の集散地にもなっています。
ハノイを漢字で表記すると「河内」です。これは、紅河デルタの内に街があることに由来しています。
ハノイは、7世紀の中国唐時代には、安南都護府がおかれ、南方支配の拠点となっています。
11世紀には李朝が都、昇竜(タンロン)が置き、以来、1802年に阮朝がフエに都を移すまで、王都として栄えた歴史があります。 そのため、由緒ある古いお寺、寺院も多く残されています。
その一方で、教会、あるいは美しい並木道などにフランス統治時代の面影も感じられます。 市内には湖が多く、ホーチミン市の喧騒に比べて、街全体の佇まいは、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
ハノイの中心部は、ホアンキエム湖を中心に広がっています。湖の南側にはホテル、レストラン、航空会社のオフィスなどが集まっています。
ホアンキエム湖の北側には、ハノイ36通りと呼ばれる旧市街があります。細い路地が入り組んだ一帯で、ミニホテルやツーリストオフィスなどが多くあります。