アジアの鼓動が響きあう「ドラムス&ヴォイセズ」コンサート

東南アジアと日本の伝統音楽演奏家のコラボ企画「ドラムス&ヴォイセズ」コンサート / ハノイ公演&日本公演 / 2013年10月17日(木)・18日(金)&12月18日(水)

2013年10月17日(木)・18日(金)の両日、ハノイにあるオーコー劇場にて、アセアン・日本「ドラムス&ヴォイセズ」コンサート(ASEAN-Japan「Drums&Voices」Concert)が開催されます。

同コンサートは、国際交流基金が日・ASEAN友好協力40周年を記念して、2013年10~12月にわたってASEAN各国と日本を巡回するツアーの一環としてベトナム・ハノイで開催されるものです。

ベトナム、カンボジア、ミャンマー、タイ、ラオス、ブルネイ、そして日本の7ヵ国、12人の伝統音楽演奏家が公演団を結成。タイ(6・7月)とベトナム(8・9月)で合計4週間にも渡る共同ワークショップを行い、参加各国を巡回するASEANツアーを2013年10~11月に実施しています。

その集大成として2013年12月18日(水)には、東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールにて日本公演が開催されます。 日本公演では、スペシャルゲストに尺初演奏家の藤原道山氏を迎えてのフィナーレ公演となります。

ドラムス&ヴォイセズ

アジアの伝統音楽演奏家たちのコラボが生む創造性

アセアン・日本「ドラムス&ヴォイセズ」コンサートは、ASEAN各国と日本の伝統音楽演奏家が12人集まり、約一ヶ月の「合宿」を敢行。

そして、お互いの音楽の類似性、多様性を活かしつつ新たな音楽をクリエイトする、という大胆な試みです。

日本からは和太鼓奏者の堀つばささん(元太鼓芸能集団「鼓童」)が参加。音楽監督は数々の映画・アニメ・テレビ音楽の作・編曲を手掛けてきた作曲家・大島ミチルさん。

ベトナムからは二人の伝統音楽家が参加します。一人はベトナム中部高原の楽器、トルンの改良プロジェクトに取り組んできたマイ・リエン(MAI LIEN)さん。

もう一人は、ベトナムの伝統歌劇チェオや水上人形劇の音楽、あるいは伝統歌劇のカイルオンなどの音楽を演奏してきたミン・チー(MINH CHI)さんです。

コンサートでは、ベトナムの一弦琴・ダンバウ(Dan Bau)、竹製シロフォンとも言うべきトゥルン(Trung)、竹筒をシロフォンのように平面に配列して両掌を叩いて空気を竹筒内に送り込み音を出すクロン・プット(Klong Put)、ジャックフルーツの木に水牛の皮を張った伝統的な低音太鼓のトゥロン・カイ(Trong Cai)などのベトナムの伝統楽器が用いられる、そうです。

それにしても、それぞれの国の伝統音楽が、他の国の伝統音楽と出会い、どのように変容して、どのような音楽が生み出されるのか? 興味深いコンサートになりそうです!

Drums&Voices

「ドラムス&ヴォイセズ」コンサート(ASEAN-Japan「Drums&Voices」Concert)の概要

ハノイ公演
開催日時:2013年10/17(木)、18(金) 開演時間20:00(開場19:30)
会場:ハノイのオーコー劇場
8 Huynh Thuc Khang, Ba Dinh, Hanoi, Vietnam
日本公演
開催日時:2013年12月18日(水) 19:00~。
会場:Bunkamuraオーチャードホール
〒150-8507 東京都渋谷区道玄坂2-24-1
チケット:全席指定 5,000円
お問合せ先:国際交流基金(ジャパンファウンデーション)文化事業部アジア・大洋州チーム 電話 : 03-5369-6092
公式サイト
国際交流基金の特設サイト:2013 DRUMS&VOICES
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