新フーコック国際空港がオープン

新フーコック国際空港が開業/2012年12月2日(日)

2008年11月から建設がスタートした新フーコック国際空港(Phu Quoc International Airport / Sân bay quốc tế Phú Quốc)が、2012年12月2日(日)に開業しました。新空港の開業に伴い、旧フーコック空港は2012年12月1日をもって完全閉鎖となりました。

旧フーコック空港はフーコック島の中心地であるユーンドン市街地にありましたが、新フーコック国際空港はユーンドン市街地から南に約7キロ下ったズオントー村に位置しています。

新フーコック国際空港は総面積が900ヘクタール以上にも及び、旧フーコック空港の約10倍の広さ。 ボーイング767型機やボーイング747-400型機の離着陸が可能な長さ3000メートル、幅45メートルの滑走路を1本備えています。

旅客ターミナルは、年間で265万人が利用可能で、ピーク時には1時間に1,325人に対応することができるとしています。 新空港には、ベトナム航空(Vietnam Airlines)のホーチミン線、ハノイ線、カントー線、ラックザー線の4路線、 エアメコン(Air Mekong)のホーチミン線、ハノイ線の2路線、 そして、LCCのベトジェットエア(VietJet Air)のホーチミン線などの定期路線が開設します。

フーコック島は、ベトナム人、華僑、欧米人が訪れるリゾートとして、観光客が増加している注目の島。 2013年には、シンガポールやカンボジアからの国際線の就航するかもしれません。

新空港以外にも、カンボジアを結ぶフェリー航路 やベトナム初のカジノなどの観光開発施設を誘致・開発を進めており、 外貨獲得の拠点として注目されています。

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