旅行者の出費を比較調査した「旅行者物価指数2013」ランキング(トリップインデックス)
世界で最も旅費・出費が安い都市ランキング「旅行者物価指数2013」の第2位にハノイがランクイン! / 2013年6月11日(火)
2013年6月11日(火)、世界最大級の旅行口コミサイト、トリップアドバイザーが外国人観光客数の多い世界49都市を対象に、 旅行者の出費を比較調査した「旅行者物価指数(トリップインデックス)」を発表しました。
「旅行者物価指数(トリップインデックス)」とは、外国人観光客の多い世界49都市を対象に、 旅行者カップルの1日の旅費をモデル化して比較したものです。
具体的には、宿泊費(4つ星クラスのホテル1泊)、食費(現地の一般的なメニューの2人での食事)、レストランとホテルを往復したタクシー代(タクシーの走行距離2マイル×往復/約3.21km×2)、カクテル(各都市のトップクラスのホテルのバーでドライマティーニを2杯)から算出されています。
この調査結果によると、旅行者物価の最も安い都市はブルガリアのソフィアで1万5521円、次いでベトナムのハノイで1万7250円、 3位はポーランドのワルシャで1万8374円という結果となりました。
アジア地域を見ると、バンコクが第6位、クアラルンプールが第7位にランクインしています。 つまり、旅行者にとってアジアで最も旅行物価が安い都市はハノイとなります。ついでバンコク、そしてクアラルンプールと続きます。
内訳は、ハノイはホテルが1万11272円、タクシーが598円、夕食が594円、カクテルが1785円、合計1万7250となっています。
もちろん、今回の「最も旅行物価が安い都市」は、 あくまで“外国人観光客数の多い世界49都市”という括りでの中でのランキングです。 アジア各地を見渡せば、ハノイより遥かに物価が安い都市はいくらでもあります。
とはいえ、この“外国人観光客数の多い”都市という点が重要です。アジアの人気観光都市の中では、 ハノイが一番リーズナブルに旅行できる点は、魅力です!
一方、最も旅行者物価の高い都市はオスロ(ノルウェー)で5万6950円、次いでチューリッヒ(スイス)の5万1287円となりました。
ちなみに、東京は3万9457円と世界のワースト12位で、アジアでは最も旅行者物価の高い都市となっています。
旅行者物価の安い国ランキング トップ10
- 第1位 ソフィア(ブルガリア) 1万5521円
- 第2位 ハノイ(ベトナム) 1万7250円
- 第3位 ワルシャワ(ポーランド) 1万8374円
- 第4位 シェルムエルシェイク(エジプト) 1万8741円
- 第5位 ブダペスト(ハンガリー) 1万8962円
- 第6位 バンコク(タイ) 1万9716円
- 第7位 クアラルンプール(マレーシア) 2万1327円
- 第8位 チュニス(チュニジア) 2万1441円
- 第9位 ケープタウン(南アフリカ) 2万1507円
- 第10位 リャド(サウジアラビア) 2万1561円
参考URL
- 「旅行者物価指数2013」の詳細は、トリップバイザーの 旅行者物価指数2013ページにて。