アオザイの歴史を俯瞰できるアオザイ博物館＠ホーチミン市

アオザイの歴史を知ることができるアオザイ博物館がホーチミン市にオープン！ / 2014年1月22日（水）

「アオザイ博物館」が2014年1月22日（水）、ホーチミン市9区のロントゥアン公園(206/19/30 Long Thuan, Q.9）内にオープンしました。

これまで、例えばホーチミン市の戦争証跡博物館でアオザイの展示があったり、あるいはホーチミン市の3区にある「Southern Women's Museum」などでもアオザイが展示されていますが、“アオザイ”だけに焦点を当てた博物館は、これが初めて。

見る者を魅了するベトナムの民族衣装、アオザイ（Áo dài）。アオ（襖）は上衣の一種の意味で、ザイはベトナム語で「長い」を意味する形容詞です。

その起源は、18世紀に清朝から移入されたチャイナドレス（旗袍）にあると言われています。

その後、時代と共に姿を変え、フランス領インドシナ時代を経て発展。現在は、ゆったりとしたパンツの上に、体のラインにピッタリとフィットする、スリットの深い長いドレスというスタイルです。

このアオザイ博物館では、コレクターが収集した17世紀から近代までの貴重なアオザイ数百着を展示。ベトナム文化の発展と共に歩んできたアオザイの歴史を知ることができます。

※アオザイ博物館のオープンを伝えるベトナムの旅行オンライン・サイト、 TUOITRENEWS